ニュージーランドからクルーズに乗ると、どこへ行けるのでしょうか。
オークランドからNZ各地を巡る旅もあれば、タスマン海を越えてオーストラリアへ向かう旅、フィジーやバヌアツなど南太平洋へ向かう旅もあります。
まずは、NZから楽しめるクルーズの全体像を見てみましょう。
ニュージーランドから、クルーズでどこへ行ける?
- NZ各地|ベイ・オブ・アイランズ、タウランガ、ネイピア、ウェリントン、ピクトン、クライストチャーチ、ダニーデンなど
- オーストラリア|タスマン海を越えてシドニー、メルボルン、タスマニアなどへ
- 南太平洋|フィジー、バヌアツ、ニューカレドニア、ノーフォーク島など
- さらに遠くへ|タヒチ、ハワイ、その先の太平洋へつながる長距離航路もある
- オーストラリア発まで含めると、選べるクルーズはさらに大きく広がる
クルーズの行き先を調べ始めると、船会社や客船、出発港など、たくさんの選択肢が出てきます。
でも、最初から全部を比較する必要はありません。
まずは、「ニュージーランドから、どんな方向へ旅がつながっているのか」という全体像から見ていきます。
1. ニュージーランドから行けるクルーズは、大きく4方向

ニュージーランドから楽しめるクルーズを大きく分けると、主に4つの方向があります。
- NZ各地を巡る
- オーストラリアへ渡る
- 南太平洋へ向かう
- さらに遠い地域へ向かう
そして、もう一つ覚えておきたいのが、オーストラリアまで飛行機で移動して、そこからクルーズを始めるという方法です。
オークランド発だけを見るのか。それとも、シドニーやブリスベンなどのオーストラリア発まで含めるのか。それだけでも、選べるクルーズは大きく変わります。
まずは、もっとも身近なニュージーランドから見てみましょう。
2. NZ各地|ニュージーランドを海から巡る
ニュージーランドのクルーズというと、海外へ出ていく旅を想像するかもしれません。
でも実際には、NZ各地に寄港しながらニュージーランドを海から巡る航路があります。
代表的な寄港地には、たとえば次のような場所があります。
- ベイ・オブ・アイランズ
- タウランガ
- ネイピア
- ウェリントン
- ピクトン
- クライストチャーチ(リトルトン)
- ダニーデン(ポート・チャルマーズ)
どこへ寄港するかは航路によって異なり、NZ国内の港を巡ったあと、そのままオーストラリアへ向かうクルーズもあります。
住んでいる国を、違う角度から見る
NZ各地を巡るクルーズの面白さは、「知っているニュージーランド」を、違う角度から見られることにあります。
普段なら車や飛行機で訪れる場所へ、今度は海から近づいていく。朝起きると昨日とは違う街に到着し、船を降りてその土地を歩く。そしてまた船へ戻り、次の場所へ向かいます。
同じニュージーランドでも、旅の見え方は少し変わります。
フィヨルドランドは「寄港」とは少し違う

南島のフィヨルドランドでは、必ずしも港に着いて船を降りるわけではありません。
旅程によっては、船に乗ったままフィヨルドの中を進み、景観を楽しむシーニック・クルージング(Scenic Cruising)が組み込まれます。
街へ降りて観光する寄港日とは違い、船そのものが展望台になる時間と考えると分かりやすいでしょう。
NZ CONTEXTニュージーランドに住んでいると、NZ国内旅行は車や飛行機で考えることが多いかもしれません。クルーズでは、同じ国を海から巡る旅として楽しむことができます。
3. オーストラリア|タスマン海を越えてシドニーへ
ニュージーランドからのクルーズで、もう一つ重要な行き先がオーストラリアです。
オークランドから出発し、NZ各地へ寄港しながら南下したあと、タスマン海を渡ってシドニーへ向かう航路があります。
ここで知っておきたいのが、クルーズは、出発した港へ必ず戻ってくる旅ではないということです。
オークランド発・シドニー着という旅もある
たとえば、
オークランド → NZ各地 → タスマン海 → シドニー
という片道クルーズがあります。
この場合は、
オークランドから乗船 → シドニーで下船 → 飛行機でNZへ戻る
という旅になります。
逆に、
シドニーまで飛行機 → クルーズでNZへ → オークランドで下船
という組み方もできます。
往復型だけでなく、こうした片道クルーズも知っておくと、旅の組み方が変わってきます。
海を渡る時間も、旅の一部になる
ニュージーランドとオーストラリアを飛行機で移動すれば、数時間で到着します。
クルーズでは、タスマン海を渡る時間そのものも旅の一部になります。
寄港地だけでなく、船でゆっくり過ごす時間も含めて楽しむのが、クルーズという旅です。
4. 南太平洋|フィジー、バヌアツ、ニューカレドニアへ

ニュージーランドから見ると、南太平洋の島々や地域もクルーズの行き先になります。
代表的な候補には、次のような場所があります。
- フィジー
- バヌアツ
- ニューカレドニア
- ノーフォーク島
日本から見ると遠く感じる南太平洋も、ニュージーランドから考えると距離感が変わります。
一つの場所ではなく、複数の島々を巡る
飛行機で旅行する場合は、一つの国や都市を目的地にすることが多いでしょう。
クルーズでは、複数の島々や地域を一度の旅で巡るという楽しみ方があります。
オークランドを出発し、海の上で過ごしたあと南太平洋の島へ寄港する。そこからさらに別の島へ向かい、最後はオークランドへ戻る。
航路や寄港地はクルーズごとに異なりますが、南太平洋を一つの広い旅行エリアとして考えられるのは、NZからクルーズを探す大きな特徴です。
NZ CONTEXTフィジーやバヌアツは、日本から見ると遠く感じるかもしれません。NZからなら、海でつながる旅先としてクルーズの候補に入ってきます。
5. さらに遠くへ|タヒチ、ハワイ、その先へ
クルーズの期間を長くすると、行き先はさらに遠くへ伸びていきます。
長距離クルーズの中には、タヒチ、フレンチ・ポリネシア、ハワイ、北米方面などへつながる航路もあります。
さらに長い航海では、世界各地を巡るクルーズの一部としてニュージーランドが組み込まれることもあります。
もちろん、初めてのクルーズでこうした長期間の航海を選ぶ必要はありません。
まずは、「NZから始まるクルーズは、思っている以上に遠くまでつながっている」と知っておけば十分です。
6. オーストラリア発まで含めると、選択肢はさらに広がる
NZ在住者がクルーズを探すときに、ぜひ知っておきたい考え方があります。
それは、出発港をオークランドだけに限定しないということです。
オーストラリアには、たとえば次のようなクルーズの出発地があります。
- シドニー
- ブリスベン
- メルボルン
飛行機+クルーズという選択肢
たとえば、
オークランド → シドニーを飛行機で移動 → シドニーからクルーズ
という旅です。
オーストラリア発まで視野に入れると、
- オーストラリア各地
- タスマニア
- クイーンズランド方面
- 南太平洋
など、オークランド発だけを探していると見つからないクルーズも候補に入ってきます。
一方で、
- 航空券
- 前泊・後泊
- ホテル
- 空港と港の移動
なども考える必要があります。
そのため、必ずしもオーストラリア発の方が便利とは限りません。
それでも、「NZ発のクルーズ」ではなく、「NZから行けるクルーズ」として探すと考えると、候補は大きく増えていきます。
7. 行き先を選ぶときは、「どこへ行くか」だけで考えなくていい
ここまで見ると、行き先が多くて迷うかもしれません。
でも、最初から一つに決める必要はありません。
次のような質問から考えると、自分に合った方向が見えやすくなります。
Q1. どんな景色を見たい?
ニュージーランドのフィヨルドなのか。オーストラリアの都市なのか。南太平洋の島や海なのか。
まずは、見てみたい景色から考えても構いません。
Q2. 寄港地をたくさん楽しみたい?
毎日のように違う港を訪れたいのか。それとも、船の中で過ごす終日航海日(Sea Day)も楽しみたいのか。
同じ日数でも、航路によって旅のリズムは変わります。
Q3. 何泊できる?
クルーズの日数が長くなれば、行ける距離も伸びていきます。
週末を含めた短い休暇なのか。1週間以上休めるのか。使える日数も、行き先を考える大切な条件です。
Q4. 片道クルーズでもいい?
オークランド発・シドニー着のような航路なら、旅の前後に飛行機を組み合わせる必要があります。
その分、同じ港へ戻ってくるクルーズとは違った旅の組み方ができます。
Q5. オーストラリア発も候補に入れる?
シドニーやブリスベンから出発するクルーズまで見るのか。それとも、オークランド発を中心に探すのか。
この条件を変えるだけでも、候補は大きく変わります。
8. まとめ|NZから、クルーズの世界は思ったより広い
ニュージーランドから楽しめるクルーズは、NZ各地を巡る旅だけではありません。
- NZ各地を海から巡る
- タスマン海を越えてオーストラリアへ向かう
- フィジーやバヌアツなど南太平洋へ向かう
そして長距離クルーズなら、その先の太平洋へと航路がつながっていきます。
さらに、シドニーやブリスベンなどオーストラリア発まで候補に入れると、選べるクルーズはもっと増えていきます。
最初から船会社や客船を決める必要はありません。
まずは、「自分は、どんな場所へ行ってみたいのか」から考えてみる。
行き先の全体像が見えてくると、次に知りたくなるのは、「では、実際いくらくらいかかるのか?」ということではないでしょうか。
次は、「ニュージーランド発クルーズはいくら?料金に含まれるもの・含まれないもの」を見ていきます。
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